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総合型選抜(旧AO入試)の面接で聞かれる質問とは?
目次
総合型選抜において、多くの大学で二次試験である面接。一次試験を突破したからには、なんとしてでも攻略し合格を勝ち取りたいですよね。今回は総合型選抜の面接の頻出質問や面接官が見ているポイントをご紹介します。面接に漠然とした不安を抱えている方や、できるだけ多くの面接についての知識を蓄えたい方におすすめです!成城大学に総合型選抜で合格した筆者の経験を惜しみなく書いていきますので、私と一緒に、面接が完璧な受験生になりましょう!
総合型選抜の面接って?
総合型選抜の面接には、個人面接と集団面接(グループ面接)の2パターンがあります。面接官は大学の教授であることがほとんどです。大学や学部学科によって形式が異なるため、自分が受験するのはどんな形式か、今一度確認しておきましょう。
個人面接
個人面接は受験者1名と面接官1〜3名で進みます。(筆者の時は面接官が2名でした。)面接官の方が人数が多いため、心理的圧力を感じやすいという不安要素がありますが、私の経験上、場の空気を自分のものにしやすいため、実は意外と当たり枠だと思います。集団面接と比べて、一見、同じ受験生が居たほうが安心感や考える時間が与えられるような感じを覚えますが、実際は個人面接の方が自分しか受験生がいないため、周りからの影響を受けず、自分のペースや自分の言葉で話すことができるからです。私は個人面接だったのですが、面接では自分のタイミングで話すことができ、場を和やかにすることができたので個人面接の方がむしろやりやすいのではないかと考えています。
集団面接(グループ面接)
集団面接は、受験者複数名と面接官1〜3名で進みます。受験者が複数名いることで、個人面接と比べると面接官の圧力は軽減されますが、他の受験者との差別化が必要になります。マナーや積極性も比較されやすいため注意が必要です。
例えば、面接官から発言を促される際に、端から順にという訳ではなく、好きな方から自由にどうぞ、と促されて発言をしていくような面接試験もありました。この場合、消極的な態度よりは積極的に自ら発言していった方がポジティブな印象を与えられますし、後手に回ると発言が重なってしまったり、と先手を取った方が良い可能性があります。ただし、一方で何も回答を作らずに勢いに任せて挙手をしてしまうと、場当たり的な態度を見抜かれむしろマイナスです。積極性は見せつつも確実に回答できる算段が付いてから回答するようにしましょう。
入室から着席までの流れ
ここからは、当日の流れに沿って注意点を挙げていきます。簡単そうに見えて、意外と緊張で飛びやすい面接のマナー。メラビアンの法則では、3〜5秒で第一印象が決まるそうです。「この子、面接慣れてるな」、「基本ができていて好印象!」と面接官に思わせられるように、ポイントを押さえておきましょう。
1. ノックは3回
入室前のノックは、「コン・コン・コン」と必ず3回鳴らせましょう。よく間違えやすいのが、ノック2回で終わってしまうことです。ノック2回は、お手洗いの空室確認の際に用いられるとも言われており、面接官によっては不快に思われる可能性があります。緊張で手が思うように動かないかもしれませんが、面接官にきちんとノックを3回してください!
2. 立ち位置
入室後は、扉に近い方の椅子の横に立って、面接官から声がかかるのを待ってください。椅子の左右は気にせず、扉に近い方に立つだけでOKです。
3. 声がかかってから座る
必ず面接官の着席の指示を待ちましょう。面接官に「どうぞ」と言われたら、「ありがとうございます」と言って、一礼して着席してください。
ただ、上記3点を気にしすぎてロボットのようにガチガチに動いていても不自然な印象を与えてしまうので、気にしすぎないことも大切です!実際には面接の内容のほうがよほど重要なので、あまり意識せず、とはいえ、ある程度作法は覚えて対策しておくというのが無難です。
総合型選抜でよく聞かれる質問と回答例
ここからは、総合型選抜でよく聞かれる質問とその回答例をご紹介します。雰囲気を掴んでいただき、自分にしか答えることのできない回答を作り上げていってください!
志望理由
回答例
貴学の〇〇学部では、△△という分野に実践的に取り組める点に魅力を感じ、志望いたしました。私は高校時代、□□の経験を通して△△に興味を持ち、より専門的に学びたいと考えるようになりました。特に、貴学の〇〇という授業内容や□□教授の研究に強い関心があります。
私の回答例
私が貴学の経済学部への入学を希望する理由は、他学部や他大学のゼミナールとの交流を通じて、様々な人の価値観に触れることができると思ったからです。
私は他者と積極的にコミュニケーションを取ることで、互いを尊重し合う関係性を築き上げたいと思っています。
そこで、貴学の◯◯教授のもとで、行儀修正を確認することができる第三者の行動の仕方について研究したいと思っています。
◯◯教授が研究されている行儀修正は、目に見えない第三者の存在が認識できる場合には行儀修正の効果が見られるが、同一空間を共有する第三者の働きかけでは行儀修正の効果を確認することがまだなされていません。
そのため、目に見える第三者の働きかけで行儀修正を確認するためには、どのような言動が適するのかを研究したいと思います。
他者の望ましくない行動に対して、自分の声かけや行動の仕方を工夫することで良い関係性を保ち、他者と協働する力を養っていきたいと思っています。
以上のことから、貴学を志望しています。
注意ポイント
- ①大学ならではの理由になっている
- ②自分の経験とつながっている
- ③具体的な授業や研究に触れている
入学後にやりたいこと
回答例
入学後は、〇〇の分野について基礎から学び、将来的には△△の課題解決に貢献できる力を身につけたいと考えています。そのために、□□の授業やゼミに積極的に参加し、自ら課題設定して学びを深めたいです。
私の回答例
私は経営学の視点から教育を捉え、生徒主体の授業を追求したいと思っています。
そのために、まず心理学を履修し、人の心の働きを学ぶことで他者理解を深め、人に寄り添う力を身につけたいです。
この学びを生かし、人的資源論を履修することで、双方が不快な思いをしない人材管理の方法や、人材の効率的な活用の仕方を学びたいと思っています。
また、3年間◯◯教授のゼミナールに参加し、行儀修正の研究や人間行動の理解を深めていきたいです。
教員になるという目標の実現のため、前述の学びと並行して教職課程科目も履修します。
計画的に学生生活を送り、目標を実現させたいです。
注意ポイント
- ①学びたい内容が具体的である
- ②将来とつながっている
- ③主体性がある
高校時代に力を入れていたこと
回答例
私は〇〇部の活動に力を入れました。特に△△という課題に対して、□□という工夫を行いました。その結果、〇〇という成果を得ることができ、この経験から課題解決力と継続力を身につけました。
私の回答例
私は高校時代に、キャリアや起業に関する課外活動に積極的に取り組みました。
特に、TANQ BASE主催のイベントでは、運営の集客担当として携わりました。
イベント概要は、グループで短尺の動画を作成し、人気動画クリエイターに採点していただいて順位を競う、中高生を対象としたものでした。
幅広い学年から参加者を募ることは難しく思いましたが、今まで参加してきた課外活動で出会った人たちとの繋がりを生かして人を集め、当日は賑やかにイベントを行うことができました。
また、イベント終了後に友人から「学校以外で初めて友達ができた」という言葉をもらいました。
集客という自分の役割を務めただけだと感じていましたが、新たに人と人が繋がることにも貢献することができていたと実感しました。
この経験は、行動が及ぼす影響力を意識するきっかけとなり、たった一つの動きでも喜んでもらえたり、不快な気持ちにさせてしまったりする可能性があると気づきました。
様々な展開を想定して、先にある行動をしていきたいと思う活動でした。
注意ポイント
- ①具体的な行動を示す
- ②工夫や努力を伝える
- ③学びや成長で締めている
オープンキャンパスの参加有無
回答例(参加した場合)
オープンキャンパスに参加し、〇〇の模擬授業を受けました。その中で△△に興味を持ち、より深く学びたいと感じました。また、在学生の方のお話から□□という学びの姿勢に魅力を感じました。
私の回答例
オープンキャンパスでは個別相談に参加しました。
2名の4年生の方に、学科の特徴や授業の雰囲気をお話しいただきました。
中でも、少人数制が取られている授業が多いことや、実務経験のある教授が多くいらっしゃる点に興味を持ち、成城大学で学びたいと感じました。
また、4年生の方々が心から成城大学で学べてよかったという姿勢でお話しされていたことも強く印象に残っており、魅力を感じました。
注意ポイント
- ①参加経験を志望理由に結びつけている
- ②感想だけで終わらないようにする
回答例(参加していない場合)
オープンキャンパスには参加できていませんが、公式サイトやパンフレット、オンライン説明会を通じて情報収集を行いました。その中で〇〇に魅力を感じています。
注意ポイント
- ①代替手段をしっかり伝える
- ②意欲を伝える
逆質問
面接の終わりに、「何か質問はありますか?」と問われるケースがほとんどです。逆質問は入学意欲や関心の高さなど、これまで積み上げてきた志望大学への想いをアピールすることのできる重要な場面です。事前に準備をしておいて、他の受験生との差別化を狙っていきましょう!
Good
- 「〇〇の分野を学ぶ上で、入学前に身につけておくと良い知識やスキルはありますか?」
- 「△△の研究を行う学生には、どのような姿勢が求められますか?」
- 「在学生の方はどのように学びを深めているのか、具体的な事例があれば教えてください。」
Bad
学問と関係が薄い質問や、志望度が低く取れてしまう以下のような質問は避けましょう。
- 「アルバイトはできますか?」
- 「サークルは楽しいですか?」
- 「単位は取りやすいですか?」
面接官が見ているポイント
コミュニケーション能力
まず、コミュニケーション能力です。面接官が出す質問に対して的外れの回答になっていないか、わかりやすい語順で話せるかが重要です。緊張すると声が出なくなったり、日本語が変になってしまう方は、面接練習を重ねておきましょう。例えば、総合型選抜で武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部に合格した元TANQ BASE受講生のエイトさんは、「面接の前日は鏡に向かって100回練習」することで勝手に口が動いて自分の言葉で話せるようになったと言っています。確かに、100回も練習すれば、自信も大いに付くでしょうし、仮にコミュニケーションが苦手だとしても話すべきことが思い出せない、ということは起きないでしょう。絶対に100回という訳ではありませんが、それくらいの回数を行うほどの努力をしている人が受験生にいるかもしれないと考えておくとよいです。
態度やマナー
背もたれにもたれかかっていないか、言葉遣いは目上の人と話すための敬語が使えているか等、面接の基本姿勢を見られます。ほとんどの人がすでにできていることだとは思いますが、注意すべきは併願校の受験です。第一志望ではないからと気を抜いてはいけません。すでに第一志望校の合格が出ている場合でも、高校の名前を背負っていることを忘れずに、全ての受験に全力で挑めると良いですね。
書類との合致
筆者が大学生になり、大学のオープンキャンパス運営に携わった際、「二次審査の面接では、一次審査で提出した志望理由書や活動報告書はその受験者が本当に書いたものかをチェックしている」と教授がおっしゃっていました。思い返してみると私が受験した際も、一次審査と同じ内容が問われました。「書類で出していることと同じことを言って良いのかな」、「他の考えを求められているのかな」と不安になるかもしれませんが、提出したこと通りの回答をして大丈夫だと思います。そのためにも、自分が提出した書類は面接までしっかり保管し、目を通しておきましょう。また最近はAIを書類作成に活用している受験生がいるかもしれません。一つ注意してほしいのは審査をする大学の教授は日々何十枚もの大学生からのレポートに目を通している文書精査のプロであることです。彼らからすればAIを利用しているかどうか、あるいは他の人(先生、親など)が書いた文章であるかを見抜くのは全く難しいことではありません。自分の言葉で、自分で考えて書きぬくことを貫いてくださいね。
面接対策ならTANQ BASEの推薦・総合型対策コース
この記事では、総合型選抜における面接試験について取り上げてきました。せっかく一次審査を突破できているのなら、二次審査も突破して無事に大学合格を勝ち取りたいですよね。特に面接は緊張を減らすために数をこなしたり、フィードバックを受け改善し、練習を繰り返すことが重要です。
TANQ BASE(旧:はたらく部)の推薦・総合型対策コースでは、少人数クラスを採用し、経験豊富な社会人プロ講師がリアルタイムでフォローします。たくさん練習した分だけ、受験当日の自信や安心感は確実に得ることができます!ぜひ一度無料体験にご参加いただき、総合型選抜合格への道を切り拓いてください!!
林 寿々菜
TANQ BASEインターン生。 TANQ BASEで理想の教育や魅力的な大人たちと出会い、かつては絶対になりたくないと思っていた「教師」という道を志すようになる。 現在は、経営学を活かした新しい教育を実現するため、大学で経営学と教職課程を専攻している。

